桐朋子供のための音楽教室茨木教室

大阪府茨木市にある桐朋学園附属の子供のための音楽教室茨木教室のブログです

茨木教室の講師紹介‼︎ No. 12

こんにちは!

深まりゆく秋の美しい季節、皆さまいかがお過ごしでしょうか

さて、講師紹介、第12回目は、茨木教室で一番若い先生をご紹介します


阿佐聖姫子先生 実技科(ヴァイオリン)講師
桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業
その後ドイツへ渡欧し、2017年3月にニュルンベルク音楽大学大学院修士課程弦楽器科修了
これまでに、エウフォニカ管弦楽団関西フィルハーモニー管弦楽団と共演のほか、国内外で多数のコンサートに出演
また2016年7〜9月、ドイツのプロオーケストラにて研鑽を積まれ、帰国後は関西を拠点にソロ、室内楽、オーケストラと幅広く演奏活動を行われています

茨木教室の卒業生でもある阿佐先生にも、3つの質問にお答えいただいています

1.先生がヴァイオリンのレッスンをされる上で、大切にしたいと思われることは何ですか?

想像力を養うことです
楽譜に書かれていることを忠実に演奏するのと、忠実に演奏しながらもそこに自分なりのイメージを持って演奏したときの演奏には大きな差が生まれます
生徒さんご自身に「あ、いま気持ちよく演奏できた!」と音楽の楽しみ方を体感していただけるようなレッスンを心がけたいと思います

2.これまでヴァイオリンを勉強されてきて、どのような点に面白さや難しさを感じられますか?

ヴァイオリンに限らずどの楽器でもそうだと思いますが、1度勉強した曲でも数年後に同じ曲を勉強すると様々な新しい発見があるという点が面白いと感じます
数年前には気づけなかったことに気づいたり、理解が深まったことで、音楽の深みが増し、自分の成長を実感できます
難しいと感じる点は、ヴァイオリンは楽器の女王と呼ばれるように、主旋律を担当することが多く、華やかなイメージがあります
だからこそ、メロディーラインには強いですが、1人で練習しているときは和声感を感じることが難しく、ピアノや他の楽器と一緒に演奏してみて初めて気づくことも少なくないという点です

3.毎日の練習を積み上げていくには忍耐力が必要ですが、大変な時にどのように乗り越えればよいか、ご自身の経験から、ヴァイオリンを勉強する子どもたちにアドバイスをお願いします

ヴァイオリンケースを開いてみても、どうしても気が乗らない日、練習したくない日、練習に行き詰まる日というのはあります
そういう時はまず、自分の大好きな曲だったり、アニメ音楽だったり、即興演奏だったり、楽しいと思う気持ちを膨らませてモチベーションを上げていました
そしてもう一つ、「ヴァイオリンを弾くということは、ヴァイオリンにとってのお食事」という私の恩師の言葉です
たしかに、ヴァイオリンを弾かなかった次の日は少し拗ねたような音になっていたので、その通りだなと子ども心に思い、毎日ご飯をあげる気持ちで弾き始めていました


若い阿佐先生のお答えは、きっと今勉強中のあなたにも、心に響くところが多かったのではないでしょうか
これから沢山の出逢いを通して、ご自身が磨いてこられたものを伝えていかれることを期待します



茨木教室では、ソルフェージュ科生・弦楽合奏科生・実技科生を募集しています
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