22日は音教の秋休みを利用して、
兵庫県立芸術文化センター・神戸女学院小ホールでの
「前橋汀子カルテット」を聴きに行きました。
教室長の久保田巧先生が出演されるので
講師・教室生・保護者とでチケットをまとめ買いし、
個人的に購入した生徒を含め、総勢30名で聴きました。
まるで課外授業ですね。
本日は、全国ツアー8公演の内、7番目にあたるそうです。
ベートーヴェンの弦楽四重奏、16曲あるうちの2番、11番、16番を演奏、
アンコールにはチャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」
が演奏されました。
1音目から一寸の隙もないような完璧な集中力に引き込まれ、
魅力的な低弦の上に華のある2台のヴァイオリンが乗り、
時間の経過と共に堅く結ばれたものが次第に自由なものに
解き放たれていくように感じられました。
アンコールのチャイコフスキーが、1st-Vn前橋先生の
ロシアへの想いが滲み出る絶品!
満席のお客様の拍手が鳴り止みませんでした。
楽屋口で久保田先生を囲んでみんなで。
帰ってしまった生徒さんごめんなさい!
大きな刺激を受けて、また先生との距離が近づいたと思われる
素晴らしい秋の一日でした。