本日は、茨木教室に初めてお越しの 金子恵先生によります、公開レッスンが行われました。
6名の受講生が、ほぼ時代順〜バロック、古典、ロマン、近現代〜に演奏しました。
バッハではバロックの踊りのリズムを、回転するものを感じながら弾くということで、
受講生の手を取って 一緒に何度も何度も体で感じることを示して下さいました。
クーラウのソナチネでは、楽譜をオーケストラで演奏するスコアに見立てられました。
ピアニストも指揮者的な勉強が必要だそうです。
シューマン「ウィーンの謝肉祭の道化」では、組曲の1曲目ということで、
オペラの序曲のように華やかで楽しく。
ドビュッシーは絵が好きだったけど、作品を弾く時には絵の中に自分がいるのではなく、
外から眺めている距離感を持つこと、だそうです。
他にも書ききれない位 濃縮された時間に、沢山のお話がありました。
明るい先生のお声は、しばらく受講生の心にとどまるように思います。
先生、熱心なご指導をありがとうございました。
