みなさま こんにちは
26日日曜日に 茨木教室では 桐朋学園大学教授の 廻由美子先生による
ピアノ公開レッスンが行われました。
今回参加してくれました生徒さんは 6名でした。
そのうち 4名が昨年に引き続いて二回目の受講でした。
トップバッターの 三年生の I君 平吉毅州作曲 真夜中の火祭り🔥
緊張した面持ちでしたが 立派な演奏を聴かせてくれました。
この曲の リズム感をどうやって出すか 廻先生のアイディアで 手拍子したり口でリズムを言ってみたり リズムを言いながら弾いてみたり(難しいですね😅)
すると 演奏に生き生きとした躍動感が出てきました!
ここは オーケストラが全員で弾いているような感じだよ とか お星様が遠くでキラキラしている感じ と先生が例えると 生徒さんの音色がみるみる変わります。
最後の音のあとは まだ音楽が続いているような 余韻をもたせてごらん とのアドバイスで 最後も大人っぽくなりました。
クリアな音色の素晴らしい演奏でした。
さらに 良くするには・・・
心の中でイメージした音を鳴らしてみる→ それから弾いてみる
これを数小節ごとに続けてみると テンポも音質も良くなり 力の抜けた 古典らしい優雅な響きの音楽に変わっていきました! まるでマジックみたいでした✨
イメージの大切さ を 強く感じさせてくれるレッスンでした。
中学一年生 Rちゃん 去年に引き続き二回目のレッスン受講です。
モシュコフスキーのエチュードと ベートーヴェンのソナタ五番を弾いてくれました。
エチュードは 音が沢山ありますが 全部の音を頑張って弾きすぎない。 骨組みをしっかりと理解して 大きなラインに細かい音をひっかける感じ。そして 鍵盤の動く力を利用してごらん。 難しい曲を 簡単に考えられるように工夫するのが 練習だよ!と。
ベートーヴェンのソナタでは 三拍子をもっとよく感じてみよう!
特に出だしの部分 なかなか三拍子に感じにくいところです。
その部分のレッスンの様子をインスタに挙げていますのでどうぞご覧くださいね。
https://www.instagram.com/tohoibaraki/
ベートーヴェンの音楽の冒険(転調)の仕方がすごいよね! と先生が楽しそうにアナリーゼしてくださいます。だまし絵のようになっているから だませれちゃいけないよ! 大切な所は 自分がしっかりと理解しておくと説得力のある演奏になるよね!
アナリーゼ=楽曲分析 するには 調性 和音度 などソルフェージュで習っていることが すべて生きてきます。作曲家の 心の中を探っていくために やはりソルフェージュの能力は必須ですね。
あっという間に時間が過ぎ アイデア溢れる廻先生のマジックのようなレッスンに生徒さんも我々講師も 感心感動の連続でした。
楽譜通り弾くだけでなく そこから 音楽の本質に いかに近づいていくか
そのアプローチの多様性を感じさせてくださる 廻先生のレッスン。
ワクワクするような練習時間を いかに積み上げられるか 指導者の私達にも
課題を投げかけてくださったように思います。
廻先生 今年もパワー溢れるレッスンを ありがとうございました。
受講生の皆さんも 素晴らしい演奏をありがとうごいました。
インスタグラムも始めましたので ぜひフォローをお願いいたします。
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