21日は桐朋学園より、斎木隆先生をお迎えして、
ソルフェージュの特別授業が行われました。
低学年のクラスは、まず歌から始まりました。
課題は、メロディラインがとても美しいのですが、
先生はまずリズムをたたく事からアプローチされました。
伴奏を美しい響きで、拍が気持ち良く前へ前へと
誘い込んでくれるように弾き進めておられました。
ハーモニーの授業で繰り返しおっしゃったことは、
「ハーモニーは、調和」という言葉です。
高学年のクラス、ハーモニーは、完全音程が聞こえにくい理由を
論理的に説明された上で、ではどうすれば答えを導き出すことが出来るのかと
いうヒントを数多く与えて下さいました。
所々に転調を含んだハ音記号の歌の練習では、
元の曲の半音上の調子や長2度下の調子に移調唱することで、
記号に慣れさせて、同時に調感覚も鍛えて下さいました。
授業そのものもとてもリズミカルに進められ、
年齢に関係なく、全員がスキルアップ出来た授業だったと思います。
先生からも、教室生がとても素直で、良く取り組んでいましたと褒めて頂けました。
斎木先生、密度の高い授業をありがとうございました。