桐朋子供のための音楽教室茨木教室

大阪府茨木市にある桐朋学園附属の子供のための音楽教室茨木教室のブログです

斎木先生特別授業

紅葉の綺麗な季節になりましたが、
朝晩はめっきり寒くなってきましたね。

さて、先日、桐朋学園大学教授の
斎木隆先生が茨木教室にいらっしゃり
授業をして下さいました。



1コマ目は初期の授業。




まずは歌から。
調性の確認をし、みんなで歌います。
そして、歌いながら休符で手を叩きます。

スラーの最初の4分音符は強く、
最後の4分音符は短くて良いですよ。

音程が飛ぶ時や短い音の時は
お腹に力を入れるとうまくいきますよ。

などとアドヴァイスがあり、
段々上手に歌える様になりました。


リズムは、
楽家は1拍を2分割、3分割に
叩く(演奏する)事が出来ないとならない、
という事で皆で叩きました。


書き取りは、
予めリズムを教えてもらったものに
音を当てはめて書いていきました。



2コマ目は中期。



まずは歌から。

調性の確認をし、歌います。
音程がどれだけ離れているか意識して。
音楽が動いていく感じを表現しましょう。


などのアドヴァイス。


そして、色んな調に移調して歌います。
みんな、綺麗な曲に気持ちよく歌っていました。


リズムは、
両手で叩くものを2組に別れて叩いたり。


書き取りは、
複旋律のもの。
難しい様ですが、実はリズムで叩いたもの。
なかなか気付かないものですね!

和声は、
属七の緊張感からこう進むと落ち着く
調性を考えると、臨時記号がわかる

などの説明がありました。



最後は3コマ目、中期と後期。




このクラスもまずは歌から。

大学の課題にチャレンジ!

伴奏付きは、その伴奏を感じながら。
そして移調して歌います。
みんな上手!

延ばしたくなる所は、
自分の音楽の進行になってしまいがちなので
先を見ておく様に。

リズム付きは、
メロディが引き立つ様なリズムは
叩く事によって音楽が次に繋がる。


などのアドヴァイスがありました。

リズムは、
3分割と2分割の練習。
両手で叩くものは
合わさったらどういうリズムになるのかを
わかっていないと難しいとのこと。

書き取りは、
時間の経過と同じ様に音を書いていく
(細かい音はつめて書く)
調性を考えて臨時記号を書いていく

などのアドヴァイスがありました。


どのクラスもみんな真剣❗️

いつもよりも難しかったかもしれませんが
とても勉強になったと思います。


斎木先生、お忙しい中
茨木までお越しくださり
本当にありがとうございました。