こんにちは。
ヴァイオリン公開レッスンが行われた次の日、
6月17日に村上先生のピアノ公開レッスンが行われました。
ピアノの受講生たちも緊張しながらも集中して、まず曲を通して弾きます。
そして、“この曲は何調ですか?” “和音はどうなっていますか?”
と先生からの質問でレッスンがスタート。
リズムの表現の仕方を手で叩きながらやってみます。
拍の頭を考えて弾きましょう。
和音がどういう順で繋がっているか、
それは地球の裏側に住んでいる人も、私達と同じ様に感じる事が出来る共通の言葉。
たとえスワヒリ語なんて話せなくても音楽で(世界中の人々と)会話が出来る。
また、時代を越えてバッハとも会話が出来る、それをよく感じ取って。
どんなお話?
スラーはヴァイオリンの弓使いが書いてあるので、1つの弓で弾いている様に。
テンポが落ち着かないと感じる時は、左手の伴奏を歌ってみるとはっきりします。
変奏曲は基本の和音の動きが同じなので、
和音が変化している時は“あれっ!?”と思って弾きましょう。
ジーグをみんなで踊ってみましょう。
複数の音(声)が同時に鳴る美しさがあるので、それを綺麗に歌うと
全体の響きが良くなりますよ。
和音の解決は誰でも持っている生理的なものです。
ここは管楽器が鳴っているな、ここはトゥッティだな、と感じながら弾いてみましょう。
ポトポトと指を落として良い音で弾いてください。
ベートーヴェンはメインの仕事がシンフォニーを作ることでした。
ソナタをいつでもシンフォニーに変えられる様に曲を作っていました。
作曲家がどんな生活をしていたか、想像してみると良いですよ。
リズムが取りにくい時は細かいリズムで数えてきちんとその中におさめましょう。
ノヴェレッテンの意味は?どんな物語?
外向的なもの、内向的なものと、2種類のものが1人の中にあります。
どこかを強調すると他は陰になるけれど、そうではなく全部が光の中にある様に。
村上先生のレッスンは、歴史のお話あり、どうしたら一番いい音が出るのかの説明あり、
リズムを口ずさんでみたり、踊ってみたりと盛り沢山。
その笑顔は、“音楽って楽しいでしょ、素敵でしょ”と仰っている様で
受講生にとってとても魅力あるレッスンでした。
先生、長時間のレッスンを有難うございました。
また、聴講の方にも沢山おいでいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。有難うございました。